project.vimを使ってZendFrameworkのプロジェクトを管理してみる

codecheck.inのテキストエディタ勉強会で@sugmacさんが紹介されていたproject.vimを試してみる事に。
とりあえず仕事で使っているZendFrameworkのプロジェクト管理をやってみた。

インストール

project.vimからまずはパッケージをダウンロード。

展開すると、内容は以下の通り。

project-1.4.1/
    doc/
        project.txt
    plugin/
        project.vim

これを .vim ディレクトリ配下に設置する。
自分の環境はmac-osx-10.5.6なので、

/users/ユーザー名

配下に、

% mkdir .vim

ディレクトリを作成。

% mv project-1.4.1/doc/project.txt .vim/doc/project.txt
% mv project-1.4.1/plugin/project.vim .vim/plugin/project.vim

等として.vim配下に設置。

projectにZendFrameworkの構成を設定する

% vi

vimを立ち上げ、

:Project ZendFW

等として、任意のプロジェクト名を設定する。

すると、vimの編集画面が2カラムに分かれて表示される。

左のカラムでプロジェクト管理。右のカラムでファイルの編集を行う。

左カラムに設定を行う。
ZendFW=/Applications/Mamp CD=. filter="*.phtml *.php" 
{
                                                       
 Application=application {
  Modules=modules {
   Controllers=controllers {

   }

   Models=models {

   }

   Views=views {
    Scripts=scripts {
     Index=index {

     }
    }
   }
  }
 }

}

1行目で行った設定は以下。

  • ZendFW=/Applications/Mamp
    • (対象プロジェクトが設置されている場所までのパス)
  • cd=.
  • filter="*.phtml *.php"
    • (表示したいファイルの拡張子)

2行目以降は、実際に設置しているディレクトリ構成を指定しているだけなので、
他のフレームワークとかでも応用できますね。

プロジェクトのファイルを読み込んでみる

先ほどの設定入力が終わったら、ESCでコマンドモードに戻り、各ディレクトリの上にカーソルを移動し、

\R

とタイプします。

これで、そのディレクトリ配下のファイルが全て読み込まれ、表示されます。



ZendFW=/Applications/Mamp CD=. filter="*.phtml *.php"
{

Application=application {
Modules=modules/sample {
Controllers=controllers {
IndexController.php
ModifiController.php
SetupController.php
}

Models=models {
Gimmick.php
Maintenance.php
Setup.php
}

Views=views {
Scripts=scripts {
Index=index {
index.phtml
}
}
}
}
}

}

こんな感じに。

ファイルを編集する

編集したいファイル名の上にカーソルを移動し、Enter。

これで右カラムにファイル内容が表示され、編集できます。

編集終了したら、:wq とかで抜けると、左カラムに戻ります。更に :wq とかでプロジェクトの保存となります。


※ ちなみに、左カラム時にスペースを押すとカラムの区切りが右端に伸びるので、設定時に見づらい事もありません。

左カラム閉じてる時


スペース押した時


vimIDEの様なプロジェクト管理ができますね。う〜ん、グレイトォ〜!
次はctagsを使ってみたい。